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ビジネスワークフローアラートの作成 🔗


Enterprise Editionで利用できる機能です


ディテクターを使用して、ビジネスワークフローのエラーやレイテンシを監視できます。ディテクターは、予期しない動作や問題のある動作がビジネスにとって重大なトランザクションのアプリケーションパフォーマンスに悪影響を及ぼす前に、アラートを送信して通知します。

ワークフローのエラー率については、デフォルトで以下の条件についてアラートを発するディテクターを設定できます:

  • 静的閾値を超えた場合

  • 急激な変化があった場合

ワークフローの継続時間については、デフォルトで以下の条件についてアラートを発するディテクターを設定できます:

  • 静的閾値を超えた場合

  • 急激な変化があった場合

  • 履歴的異常

「ディテクターの作成」ガイド付きセットアップを使用して、各条件について、トリガーの閾値、トリガーの感度、サイクル長などの設定を微調整することができます。また、アラートメッセージの制御、重大度の設定、アラート受信者の選択も可能です。

前提条件 🔗

  • ご利用のSplunk Observability CloudアカウントのSplunk APM管理者によって、少なくとも1つのビジネスワークフロールールが設定されていること。

  • エンタープライズレベルの製品サービスを使用していること。

ビジネスワークフローアラートを作成する 🔗

同じ「ディテクター作成」ガイド付きセットアップを使用して、監視対象として選択したシグナルのタイプに応じて、サービスアラートまたはビジネスワークフローアラートのいずれかを設定できます。

ビジネスワークフローアラートを作成するには、以下の手順を実行します:

  1. 上部バーの + アイコンを選択し、「新規作成…」ドロップダウンを開いて、ディテクター を選択します。

  2. ダイアログボックスの「ディテクター名」でディテクターの名前を入力し、「 アラート ルールの作成 」を選択します。「ディテクター作成」ガイド付きセットアップが開きます。

  3. 「タイプ」で、APMのメトリクスアラートルール のタイルを選択し、アラートシグナルに進む を選択します。

  4. 「環境」で、メニューから環境を選択します。

  5. 「シグナル」で、ビジネスワークフローに対応する次のタイプのシグナルのいずれかを選択します:

    • ワークフローのエラー率

    • ワークフローの継続時間

  6. 「ビジネスワークフロー」で、以下のいずれかの方法で、アラートの対象とするワークフローを選択します:

    • ビジネスワークフロー名を入力する

    • ドロップダウン内にあるビジネスワークフローから選択する

    • 最後にアスタリスクを付けた文字列を入力して、その文字列で始まるすべてのワークフロー名を表示し、アラートの対象とするワークフローを選択する

    選択したワークフローは、ビジネスワークフロー欄にピルとして表示されます。

  7. (オプション) フィルターの追加 を選択して、メトリクスにフィルターを追加します。

  8. (オプション) ワークフローの追加 を選択して、ディテクターのスコープを拡大し、追加のワークフ ローに対してアラートを発します。必要なワークフローをいくつでも追加できます。追加は1回につき1個です。

  9. アラート条件に進む を選択します。引き続き「ディテクターの作成」ガイド付きセットアップの手順に従ってアラート条件を選択し、選択した条件に基づくアラート設定を微調整し、アラートメッセージの設定とアラート受信者の選択を実行し、ディテクターを保存します。

このページは 2024年01月22日 に最終更新されました。