Python のトレースデータを Splunk Observability Cloud のログに接続する 🔗
Python 標準ライブラリのロギングモジュールを設定して、Splunk OTel Python エージェントが自動的に提供するトレース属性を含めることができます。トレースメタデータを使用して、トレースとログイベントを関連付け、Splunk でログを探索します。
アプリケーションログにトレースメタデータを含めるには、以下の手順に従ってください:
(オプション) ログの相関を無効にする
ログ文にトレースメタデータを含める 🔗
Splunk OTel Python エージェントは、標準ライブラリのロギングモジュールに以下の属性を提供します:
トレース情報:
otelTraceID
とotelSpanID
リソース属性:
otelServiceName
インテグレーションは、デフォルトで以下のロギング形式を使用します:
%(asctime)s %(levelname)s [%(name)s] [%(filename)s:%(lineno)d] [trace_id=%(otelTraceID)s span_id=%(otelSpanID)s service.name=%(otelServiceName)s] - %(message)s
ログ文のフォーマットとレベルのカスタマイズ 🔗
以下の環境変数を設定することで、ログ文のフォーマットやレベルを変更できます:
OTEL_PYTHON_LOG_FORMAT
OTEL_PYTHON_LOG_LEVEL
:オプションは、info
、error
、debug
、およびwarning
です
あるいは、LoggingInstrumentor
に新しい値を引数として渡すこともできます:
LoggingInstrumentor(logging_format='%(msg)s [span_id=%(span_id)s]')
LoggingInstrumentor(log_level=logging.DEBUG)
ログの相関を無効にする 🔗
トレースメタデータの注入を無効にするには、環境変数 OTEL_PYTHON_LOG_CORRELATION
を false
に設定します。