Telegraf Input プラグインと OpenTelemetry によりサービスを監視 🔗

Splunk Observability Cloud でネイティブ OpenTelemetry を使用して Telegraf でサービスを監視するには、サービスの Telegraf Input プラグインをインストールし、OTLP経由で Splunk Opentelemetry Collector にメトリクスをプッシュします。

注釈

このセットアップは Linux Ubuntu OS 用に設計されていますが、Debian フレーバーの Linux OS を実行しているマシンであれば再現できるはずです。これらの手順は、他のOS（MacOS/Windows）では動作しない可能性があります。

メリット 🔗

インテグレーションを設定すると、これらの機能にアクセスできるようになります：

メトリクスを表示します。独自のカスタム・ダッシュボードを作成することができ、ほとんどのモニターは組み込みのダッシュボードも提供しています。ダッシュボードについては、Splunk Observability Cloudでダッシュボードを表示するを参照してください。
Infrastructure Monitoring に表示される環境内の物理サーバー、仮想マシン、AWS インスタンス、およびその他のリソースのデータ駆動型の視覚化を表示します。ナビゲーターについては、Splunk Infrastructure Monitoring でナビゲーターを使用するを参照してください。
Metric Finder にアクセスして、モニターから送信されたメトリクスを検索します。詳細については、メトリクス・ファインダーとメタデータ・カタログを検索するを参照してください。

設定 🔗

以下のステップに従って、OTel Collector でTelegraf メトリクスをスクレイピングします：

Telegraf をインストールする
サービスの Telegraf Input プラグインをセットアップする
Telegraf OpenTelemetry Output プラグインをセットアップする
OpenTelemetry Collector を設定する

5. Telegraf をインストールする 🔗

以下のコマンドを実行して、InfluxData リポジトリから Telegraf をインストールします：

curl --silent --location -O \ https://repos.influxdata.com/influxdata-archive.key \ && echo "943666881a1b8d9b849b74caebf02d3465d6beb716510d86a39f6c8e8dac7515  influxdata-archive.key" \
| sha256sum -c - && cat influxdata-archive.key \
| gpg --dearmor \
| sudo tee /etc/apt/trusted.gpg.d/influxdata-archive.gpg > /dev/null \
&& echo 'deb [signed-by=/etc/apt/trusted.gpg.d/influxdata-archive.gpg] https://repos.influxdata.com/debian stable main' \
| sudo tee /etc/apt/sources.list.d/influxdata.list
sudo apt-get update && sudo apt-get install telegraf

2. サービスの Telegraf Input プラグインをセットアップする 🔗

次に、監視したいサービスの Telegraf Input プラグインをインストールします。利用可能なプラグインには、Chrony、Consul、Docker、Elasticsearch、Fluentd、GitHub、Jenkins、RabbitMQ、SQL があります。利用可能なプラグインの完全なリストは、GitHub の Telegraf Input plugins にあります。

例えば、Exec Input プラグインで実行コマンドをインターバルごとに監視し、その出力からメトリクスを解析したい場合は、次のようなセットアップを使用します：

# Read metrics from one or more commands that can output to stdout
[[inputs.exec]]

## Commands array
commands = ["sh /testfolder/testscript.sh"]
timeout = "30s"
data_format = "influx"

## Environment variables
## Array of "key=value" pairs to pass as environment variables
## e.g. "KEY=value", "USERNAME=John Doe",
## "LD_LIBRARY_PATH=/opt/custom/lib64:/usr/local/libs"
# environment = []

## Measurement name suffix
## Used for separating different commands
# name_suffix = ""

## Ignore Error Code
## If set to true, a non-zero error code in not considered an error and the
## plugin will continue to parse the output.
# ignore_error = false

3. Telegraf OpenTelemetry Output プラグインをセットアップする 🔗

次に、Telegraf 設定ファイルに OTel Output プラグインを追加します：

# Send OpenTelemetry metrics over gRPC
[[outputs.opentelemetry]]

設定ファイルは通常、./etc/telegraf/telegraf.d ディレクトリにあります。

詳細については、GitHubで Telegraf の OpenTelemetry Output プラグインを参照してください。

4. OpenTelemetry Collector を設定する 🔗

以下の設定を OTel Collector に追加して、Telegraf インストールからメトリクスを取得します：

 receivers:
    otlp:
      protocols:
        http:
        grpc:
    signalfx:

 exporters:
    signalfx:
       access_token: "SPLUNK_TOKEN"
       realm: "us0"

service:
  pipelines:
      metrics:
          receivers: [otlp]
          exporters: [signalfx]
      metrics/internal:
          receivers: [signalfx]
          processors:
          exporters: [signalfx]

トラブルシューティング 🔗

Splunk Observability Cloudをご利用のお客様で、Splunk Observability Cloudでデータを確認できない場合は、以下の方法でサポートを受けることができます。

Splunk Observability Cloudをご利用のお客様

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Splunkサポートに連絡する

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このページは 2025年02月11日に最終更新されました。

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