Splunk Log Observer Connectの概要 🔗
Splunk Log Observer Connect は、Splunk Observability Cloud の Splunk Log Observer および 関連コンテンツ の機能を使用して、Splunk Enterprise または Splunk Cloud Platform のログをクエリできるインテグレーションです。Log Observer Connect を使用すると、ハイコンテキストのログを使用してアプリケーションやインフラの動作をトラブルシューティングできます。Splunk Enterprise または Splunk Cloud Platform のログに対してコードレスクエリを実行してシステムの問題の原因を検出し、Splunk Observability Cloud 全体の関連コンテンツにワンクリックでジャンプします。ログデータが Observability Cloud のメトリクスやトレースと相関していることを確認することで、チームは問題の特定と解決を飛躍的に迅速に行うことができます。
リージョンとバージョン 🔗
Splunk Log Observer Connectは、AWSリージョンのus0、us1、eu0、eu1、eu2、jp0、au0、およびGCPリージョンのus2で利用できます。Splunk Log Observer Connectは、Splunk Enterpriseバージョン9.0.1以降、およびSplunk Cloud Platformバージョン9.0.2209以降と互換性があります。Log Observer Connectは、Splunk Cloud Platformのトライアル版ではご利用いただけません。
Log Observer Connectを通じてGovCloud環境のログにアクセスすることはできません。ただし、グローバルデータリンクを使用してLog Observer ConnectからGovCloud環境にリンクさせると、ログにアクセスすることができます。グローバルデータリンクの詳細については、グローバル・データリンクを使用して、メタデータを関連リソースにリンクする を参照してください。
Log Observer Connectで何ができますか? 🔗
次の表は、Splunk EnterpriseまたはSplunk Cloud PlatformとSplunk Observability Cloudを統合して、Log Observer Connect を使用できるようにしたお客様が使用できる機能の一覧です。
操作(行動) |
使用するツール |
ドキュメントへのリンク |
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受信ログを表示し、任意の期間にズームインまたはズームアウトします。 |
タイムライン |
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ログをスキャンします。 |
ログテーブル |
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API内のどのパスのレスポンスタイムが最も遅いかを調べます。 |
ログ集計 |
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キーワードまたはフィールドでログを検索します。 |
コンテンツコントロールバー |
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選択したフィールドに値 error が含まれるログのみを表示するよう、ログをフィルタリングします。 |
ログテーブル |
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個々のログのJSONスキーマを表示します。 |
ログ詳細 |
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特定のログに関連するメトリクス、トレース、およびインフラストラクチャを参照してください。 |
関連コンテンツ |
シナリオ:KaiがSplunk Observability Cloudを使用してブラウザからバックエンドまでの問題をトラブルシューティングする |
Log Observerクエリを保存および共有する |
保存されたクエリ |
Log Observer Connect の使用を開始する 🔗
データセンターまたはパブリッククラウドで Splunk Enterprise を管理し、Log Observer Connect の使用を開始する場合は、Splunk Enterprise 向けに Log Observer Connect をセットアップする を参照してください。Splunk Cloud Platform を使用しており、Log Observer Connect をインテグレーションしたい場合は、Splunk Cloud Platform 向けに Log Observer Connect をセットアップする を参照してください。
注釈
Splunk Distribution of OpenTelemetry Collector と Universal Forwarder の両方を使用して、重複したテレメトリデータを送信することなくデータを収集できます。方法については Collector で Splunk Universal Forwarder を使用する を参照してください。