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サービスマップでサービス間の依存関係を表示する 🔗

サービスマップには、APMのインストルメント済みサービスおよび推定サービス間の依存関係と接続が表示されます。このマップは、時間範囲、環境、ワークフロー、サービス、タグのフィルターの選択に基づいて動的に生成されます。サービスマップを使用して、依存関係、パフォーマンスのボトルネック、エラーの伝播を特定できます。

サービスマップに関わる詳細なシナリオについては、シナリオ:KaiがSplunk APMのサービスマップを使用してエラーの根本原因を調査する を参照してください。

APMにおける推定サービスの詳細については、推定サービスのパフォーマンスを分析する を参照してください。

次のスクリーンショットは、サービスマップの例です:

Splunk APMの[サービスマップ]のサービスマップの例。

サービスマップにアクセスする 🔗

以下の手順でSplunk APMのサービスマップにアクセスします:

  1. Splunk Observability Cloud にログインします。

  2. ナビゲーションバーで APM を選択します。

  3. APMのランディングページで Service Map を選択します。サービスマップビューが開き、中央にサービスマップが表示されます。

  4. (Optional) Select Switch to Classic Service Map to switch to the lateral service map layout. The default constellation view displays a larger view of your environment and helps you quickly assess service performance.

サービスマップを使用して、以下のことができます:

  • ノードまたはエッジにカーソルを合わせると、そのノードまたはエッジのリクエスト、エラーおよびレイテンシ(RED)メトリクスのポップアップチャートが表示されます。

  • サービスマップ内の任意のノードを選択すると、そのノードのチャートがサービスパネルに表示されます。

  • サービスマップ内の任意のノードを選択すると、そのノードと、サービスマップ内で直接の依存関係があるノードが切り離されます。

  • Breakdown セレクターを使用すると、サービスのアクティビティを、インデックス化されたスパンタグごとに分割します。詳細は サービスマップの分解を実行する を参照してください。

  • このビューで任意のチャートを選択すると、そのチャートのパラメータに一致するトレースの例が表示されます。

また、監視やトラブルシューティングのシナリオの出発点としてサービスマップを使用することもできます:

サービスマップをフィルタリングする 🔗

フィルターメニューを選択すると、サービスマップに表示されるサービスの最大数とタイプを変更できます。サービスマップには、デフォルトではすべてのサービスタイプが表示されます。また、最大数のデフォルトは50サービスです。

サービスマップのフィルターメニュー

サービスマップの分解を実行する 🔗

次のスクリーンショットは、paymentservice ノードをエンドポイント別に分解したサービスマップの例で、決済サービスのエラーが /Charge エンドポイントで発生していることを示しています。

Splunk APMのサービスマップの例。``paymentservice`` ノードがエンドポイントごとに分解され、このサービスのエラーが ``/Charge`` エンドポイントで発生していることを示しています。

次のスクリーンショットは、同じサービスマップで checkoutservice をさらにエンドポイント別に分解したものを示しています。これを見ると、/Chargepaymentservice エンドポイントで発生しているエラーが、/placeOrdercheckoutservice エンドポイントから生じているものであることが分かります。

このスクリーンショットは、Splunk APMのサービスマップの例です。``paymentservice`` と ``checkoutservice`` のノードがエンドポイント別に分解されています。

サービスマップを分解するには、以下の手順に従います:

  1. 関心のあるサービスを選択します。

  2. サービスタブで、Breakdown を選択し、メニューからオプションを選択します。これにより、選択した特性別にサービスのビューが分割されます。たとえば、Endpoint を選択し、Latency (P90) を選択すると、サービスノードがエンドポイントに分解され、90パーセンタイルのレイテンシで最上位から最下位にランク付けされます。分解した値が5つ以上ある場合、分解結果には上位5つが表示され、残りは <other> というラベルのノードにグループ化されます。

  3. (オプション)分解結果内のノードを選択して、さらに別の特性別に視覚エフェクトを分解できます。

サービスマップのビューを共有する 🔗

サービスマップのビューを同僚と共有するには、URLをコピーして共有します。現在選択中のフィルターが、URLに保存されます。

サービスマップの閾値と制限 🔗

次の表は、サービスマップに適用される閾値と制限を示しています:

説明

閾値

「リスク」ゾーンのエラー率、黄色で表示

5%

「クリティカル」ゾーンのエラー率、赤色で表示

20%

「クリティカル」ゾーンのP90レイテンシ、赤色で表示

1秒

サービスマップに表示されるノードのデフォルトの最大数。マップ上のフィルターメニューを使用して、表示するサービスの最大数を変更します。

50サービスノード

サービスマップに一度に表示できるノードの最大数

200サービスノード

サービス名およびオペレーション名の文字数制限

1024文字

このページは 2025年03月24日 に最終更新されました。