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Database Query Performanceのトラブルシューティング 🔗

以下のセクションの手順に従って、Database Query Performanceの問題をトラブルシューティングします:

Database Query Performanceが有効になっていない 🔗

Database Query Performanceを開いて機能が有効になっていないことに気づいた場合は、「MetricSetsの設定」に移動し、「Database Query Performance」タグのインデックス作成が ACTIVE になっているかどうかを確認します。有効になっていない場合は、Database Query Performanceを有効にする の手順を参照して、Database Query Performanceタグのインデックス作成を有効化してください。

利用可能なサポート対象のデータベースが表示されない 🔗

Database Query Performanceを開いたときに、利用可能なサポート対象のデータベースが表示されない場合は、以下を確認してください:

  • サポート対象のデータベース に記載されているSQLデータベースタイプが、ご利用のシステム内に1つ以上あることを確認してください。

  • 環境、ワークフロー、サービス、タグによりフィルタリングして、データベースを表示します。

  • データベース関連のスパンタグが取り込まれていることを確認するために、最新バージョンのインストルメンテーションライブラリを使用していることを確認してください。必要に応じて、使用しているインストルメンテーションライブラリをアップグレードしてください。

カーディナリティの制限を超えているために新しいクエリデータが処理されない 🔗

Database Query Performanceを有効にすると、5つのデータベース関連スパンタグのセットのインデックス作成が有効になります。これらのタグは、スパンタグのインデックス作成のカーディナリティ制限にカウントされます。

アカウント内のすべてのインデックス済みタグで上限を超えると、Splunk APMは、カーディナリティの一時的な急上昇を許容し、アカウント内の課金を管理するため、すべてのDatabase Query Performanceタグのインデックス作成を一時停止します。15分経過すると、Splunk APMはDatabase Query Performanceタグのインデックス作成の再開を自動的に試行します。

カーディナリティの問題が解決しない場合は、カーディナリティの高い他のスパンタグのインデックス作成をオフにして、Database Query Performance用にカーディナリティを解放してみてください。カーディナリティの管理については、スパンタグのインデックス作成の制限 を参照してください。

データベースの問題が、問題のあるクエリに起因するものではない 🔗

データベースのレイテンシが発生しているにもかかわらず、クエリ自体が問題の原因ではない場合、その問題は、接続の遅さか、データベースクエリのキュー待ちの障害である可能性があります。この種の問題を特定するには、データベース自体をインストルメントする必要があります。SQLデータベースのインストルメンテーションの手順については、以下のリンクを参照してください:

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データベースクエリの正規化を無効にする 🔗

デフォルトでは、Splunk APMのインストルメンテーションはデータベースクエリをサニタイズし、秘密や個人を特定できる情報(PII)のような機密データを削除またはマスクします。

データベースクエリの正規化を無効にする場合は、以下の手順に従います:

  • Java: otel.instrumentation.common.db-statement-sanitizer.enabled プロパティを false に設定します。

  • .NET:クエリの正規化は、デフォルトでは有効になっていません。

注意

Disabling normalization might result in personal identifiable information (PII) and secrets appearing in Splunk Observability Cloud.

さらに詳しく 🔗

Database Query Performanceの詳細については、以下のリンクを参照してください:

This page was last updated on 2024年10月09日.