チャートビルダーのチャートオプション 🔗
背景情報が必要な場合は、Splunk Observability Cloudのチャートビルダーを使用してメトリクスとイベントをプロットする を参照してください。
チャート上で個々のプロットをカスタマイズすることに加えて、「チャートオプション」タブで、チャート全体に適用されるいくつかのオプションを設定することができます。
利用可能なオプションは、チャートの種類によって異なります。利用可能なすべてのオプションをサポートするチャートタイプはありません。詳細は チャートオプションの互換性マトリックス を参照してください。
利用可能なすべてのチャートオプションについては、以下のセクションを参照してください。
カレンダー・タイムゾーン 🔗
カレンダーウィンドウで計算を実行する分析関数において、データのタイムスタンプの整列とカレンダー・サイクルの解釈のために使用されるタイムゾーン。詳細は カレンダー・ウィンドウの変換 を参照してください。チャート内のこのような関数はすべて、同じカレンダー・タイムゾーンを使用します。チャートビルダーでカレンダーウィンドウ関数を編集する際にも、ここで設定した値を表示したり変更したりすることができます。カレンダーウィンドウを使用する関数がない場合、このオプションは何の効果も持ちません。
ディメンション別に色分け 🔗
ディメンションによる色分けは、一般に、複数のソースにわたって調べたい1つのメトリクスがあり、それらのソースが実行していることを比較できるようにしたい場合に適しています。たとえば、アベイラビリティゾーン別にAPIのレイテンシを表示するチャートでは、ディメンション別に色分けすることで、ゾーン間のレイテンシの比較ができます。
メトリクス別に色分け 🔗
メトリクスによる色分けは、一般に、特定のチャートで見たいメトリクスが複数ある場合に適しています。例えば、プロットAにキャッシュヒットを表示し、プロットBにキャッシュミスを表示する場合、メトリクス別に色分けすることで、ヒットの総数とミスの総数を比較することができます。
また、プロット名を使用して、類似するメトリクスやディメンションを表すプロットが必ず異なる色で表示されるようにすることもできます。詳しくは、プロット名 を参照してください。プロットの表示色を選択する目的で、異なるプロット名は異なるメトリクスとして解釈されます。類似したシグナルやディメンションを持つ2つのプロットを、チャート上に異なる色で表示させたい場合は、プロット名を編集して異なるテキストが含まれるようにし、「メトリクスごとに色分け」を選択します。これを行った後は、プロットの色が互いに異なるようになります。
値別に色分け 🔗
単一値チャートまたはリストチャート上で、第2視覚エフェクトと組み合わせてこのオプションを使用すると、指定した閾値に基づいて、チャート上の色がメトリクスのステータスを表すようにすることができます。例えば、ある値が閾値を超えた(または下回った)場合に、数値を赤で表示することができます。これにより、ダッシュボード上でチャートを見たときにステータスを一目で確認することができます。
注釈
「値別に色分け」を使用すると、プロット設定パネルで指定したプロットの色設定は上書きされます。詳しくは、プロットの色 を参照してください。また、「値別に色分け」オプションは値にのみ適用され、チャートの境界色には適用されません。チャートの境界色は、チャートにディテクターをリンクする際に変更できます。詳しくは、ディテクターをチャートにリンクする を参照してください。
ヒートマップチャートでは、閾値の色指定 の固定オプションを使用して、閾値の範囲と色を指定することができます。これらの値によって、チャート内の四角形に使用される色が決まります。
ヒストグラムチャートでも同様のオプションが利用できます。詳しくは、カラーテーマ を参照してください。
第2視覚エフェクトオプションとの併用 🔗
注意
ヒートマップチャートで閾値の色固定オプションを使用する場合は、このセクションは適用されません。代わりに 閾値の範囲と値の指定 を参照してください。
使用する第2視覚エフェクトタイプを選択します。詳しくは 第2視覚エフェクト を参照してください。
必要に応じて、「色分けの基準」ドロップダウンメニューから Value を選択して、閾値セレクターを表示します。既に secondary visualization に「ラジアル(Radial)」または「リニア(Linear)」を指定している場合は、「値別に色分け」のみが利用可能なオプションです。
「ラジアル」または「リニア」 の secondary visualization を使用している場合は、最小値と最大値を設定するか、デフォルトを受け入れます。これらの値により、Splunk Observability Cloudは視覚エフェクトの下限と上限の表示方法を判断することができます。
範囲と色の設定方法については、閾値の範囲と値の指定 を参照してください。
閾値の範囲と値の指定 🔗
閾値の範囲を指定するには、単一値の入力から開始します。デフォルトでは、この値を超える数値は赤で表示され、この値以下の数値は緑で表示されます。これらの色は、以下のステップ 3に示す方法で変更できます。
最大4つの値を指定して、それにより最大5つの色の範囲を定義することができます。ある範囲について、デフォルトの「大なり」 ( >=
)の値ではなく、「大なりイコール」 ( >
)の値を定義するかどうかを指定するには、値の左にある >
の記号をクリックします。
範囲内で表現したい最初の(最も高い)値を入力します。例えば、 25、 50、 75という値がある予定であれば、75を最初に入力します。
注釈
数字は大きいものから小さいものの順に入力する必要があります。ただし、入力終了時に降順になっていれば、これらの値はいつでも編集することができます。
+ をクリックすると、色範囲の数が増えます。指定したい範囲の数が変わった場合は、削除したい値にカーソルを合わせて、表示される x をクリックします。
デフォルトでは、Splunk Observability Cloudは、低い値が望ましく(緑)、高い値は望ましくない(赤)と想定しており、これはレイテンシやCPU使用率などのメトリクスに適しています。低い値が望ましくないというケースの閾値を設定するには(たとえば、メトリクスが「利用可能なメモリ」の場合)、カラーチップをクリックして希望の色に変更します。標準色のいずれかを使用することも、More をクリックしてカラーパレットを表示しさらに多くの色から選択することもできます。
範囲の値を入力すると、入力した閾値に基づいて色が変わります。単一値チャートの場合、値の色は、その値が属する範囲を反映して変化します。下のイラストでは、値が25から50の範囲にあるため、数値は黄色で表示され、境界線は黄色になっています。

ダッシュボード上で、境界線を見ると、「値別に色分け」オプションを閾値の指定に使用したかどうかを一目で判断することができます。この機能は、単一値チャートとあわせて「スパークライン(Sparkline)」または「なし(None)」の secondary visualization を使用する場合に特に便利です。なぜなら、ラジアルまたはリニアの視覚エフェクトの場合のようには閾値の範囲が表示されないからです。
下のイラストで、左側の境界線は、閾値の条件を満たしているため値がオレンジ色で表示されていることを示すものです。右側の値の色は、チャートのプロットに設定されている(またはデフォルトの)色を反映しています。

カラーテーマ 🔗
このオプションを使用して、ヒストグラムチャートを作成する際に使用する色系統を指定します。詳細は、ヒストグラムチャート を参照してください。選択した色は、チャート上で最も濃い値を表し、他の値は徐々に彩度を落として表示されます。
同様のオプションは、ヒートマップチャート( 閾値の色指定 を参照)、単一値チャート、リストチャートでも利用できます。詳しくは 値別に色分け を参照してください。
閾値の色指定 🔗
このオプションを使って、ヒートマップチャート上の四角を、単一の色範囲の薄い色から濃い色で着色するか( 閾値の自動色指定 を参照)、選択した色範囲と値に基づいて着色するか( 閾値の色指定を固定 を参照)を指定します。
ヒストグラムチャート( カラーテーマ を参照)、単一値チャート、リストチャート( 値別に色分け 参照)でも同様のオプションが利用できます。
閾値の自動色指定 🔗
デフォルトでは、ヒートマップチャートの「閾値の色指定」の設定は「自動」になっており、最小値も最大値も指定されていません。つまり、以下のようになります:
四角形は単色の薄い色から濃い色で着色されます。
それぞれの色は、チャート更新時の実際の最小値と最大値に基づいて、5 つの範囲のいずれかを表します(チャートの解像度の設定に基づく)。例えば、値が 0から 100までの範囲にある場合、最も薄い色の四角は 0から 20までの範囲の値を表し、最も濃い色の四角は 80から 100までの範囲の値を表します。
値には常に5つの範囲がありますが、指定した範囲の値を報告するソースがない場合、ヒートマップ上にすべての範囲が表示されないことがあります。
四角形のシェーディングは動的で、最小値や最大値が変わると変化します。
閾値の自動色指定は、以下の方法でカスタマイズできます:
固定最小値、固定最大値、またはその両方を指定する。
たとえば、チャート内のほとんどの値が 0から 1000の間にあり、 5000の範囲にいくつかの外れ値があるとします。最大値を設定しなければ、四角形をシェーディングする際に外れ値も考慮されるため、表示の表現性が低くなります。代わりに、最大値を 1000に設定すると、四角形の大部分は 0から 1000までの間の 5つの範囲でシェーディングされ、 1000を超える値は、実際の値に関係なく最も濃い色で表示されます。
別のカラースキームを選択する。
デフォルトのカラースキームは緑色によるシェーディングです。別のカラースキーム、またはグレースケールを選択する場合は、最大または最小フィールドの隣にある色見本のいずれかをクリックします。
閾値の色指定を固定 🔗
「閾値の色指定」ドロップダウンメニューから Fixed を選択すると、閾値セレクターが表示されます。このセレクターでは、表示したい色範囲の数と、各範囲が反映する値を指定できます。四角形の色は、その値と指定した範囲に基づいて動的に変化します。
例えば、四角形がホストごとのキャッシュミスのパーセンテージを表しているとします。30%より高い値を報告しているすべてのホストを赤色で描写したい場合は、Fixed を選択し、 30という単一の閾値を設定します。キャッシュミスが30%以下のホストは緑色で表示され、30%を超えるホストは赤色で表示されます。
詳細は 閾値の範囲と値の指定 を参照してください。
データテーブルのカラム 🔗
このオプションを使用して、データテーブルに表示するカラムを指定します。詳細は メトリクスの詳細データを見る を参照してください。
デフォルトでは、チャート上のプロットに関連するすべてのディメンションは、1つまたは複数の他フィールドとともに表示されます。どのフィールドを表示するかを指定するには、Custom をクリックします。必要に応じて項目のオン・オフをトグルで切り替えます。
注釈
表示されるプロット名の編集については、プロット名 を参照してください。
フィールドの順序を変更するには、リスト上の項目にカーソルを合わせると表示されるアイコンをクリックしてドラッグします。
デフォルトの時間 🔗
大部分の新しいチャートに適用されるデフォルトの時間範囲は、直近15分(-15m)です。ただし、新しいチャートにAWS固有のメトリ クスが含まれる場合、デフォルトの時間範囲は直近1時間(-1h)になります。これは、AWSメトリクスのレポート頻度が他のほとんどのメトリクスよりも低いため、範囲を1時間にした方が、表示に有用な数のデータポイントが含まれる可能性が高いためです。
チャートの目的によっては、より長期間またはより短期間の値を見たい場合があるでしょう。チャートのデフォルトの時間範囲を変更するには、このオプションを使用します。詳しくは、[時間範囲セレクター]で時間範囲を選択する を参照してください。指定した値は、時間範囲のオーバーライドがない限り、チャートを開いたりダッシュボードで表示したりするたびに適用されます。詳しくは、時間範囲 を参照してください。
時間範囲とヒートマップチャート 🔗
デフォルトでは、ヒートマップチャートには、チャートが最後に更新されたときに受信したデータポイントが反映されます。チャートは、5 分ごとに更新されます。絶対時間範囲を指定すると、より早い時間に受信した最後のデータポイントを表す値を見ることができます。例えば、現在が午後3 時の場合、午後1 時で終わる時間範囲を指定すると、約2 時間前のヒートマップ値を見ることができます。詳細は 絶対時間範囲を指定する を参照してください。
注釈
過去の値を表示したい場合は、「時間範囲セレクター」で相対時間範囲を選択しないでください。相対時間範囲を選択すると、直近に受信したデータポイントだけが表示され続けます。相対時間範囲ではなく、絶対時間範囲を指定してください。
説明 🔗
チャートにタイトルを付けるだけでなく、多くの場合、チャートに関する追加情報を付けると便利です。この情報を提供することで、組織内の他のユーザーがチャートに表示されているデータを理解しやすくなります。
表示フィールド 🔗
このオプションを使用して、リストチャートでリスト値と共に表示するフィールドを指定します。詳細は データテーブルのカラム を参照してください。
サンプリングの無効化 🔗
多数の時系列を表示する場合、たとえば 500個のサーバーから報告されるメトリクスを選択した場合、Splunk Observability Cloudは、チャートの描画を高速化するため、それらの時系列のサブセットをサンプリングします。サンプリングされた表示は、それらの時系列の値に対するおおよその感覚を提供します。分析は、引き続きすべてのデータに対して適用されます。
データがサンプリングされると、チャート上に以下のようなメッセージが表示されます:

If you select Click here to disable sampling, or select the Disable sampling check box in the chart options tab, the sampling message is no longer displayed, and any time series data previously omitted is shown. Depending on the number of time series, disabling sampling might cause the chart to render more slowly.
Drilldown link 🔗
This option lets you add a drilldown link to the chart header when you view the chart in a dashboard.

Providing a drilldown link helps other users in your organization navigate to other parts of Splunk Observability Cloud or external resources containing data related to the chart.
You can include dashboard variables and time range in the URL using curly brackets, such as startTime={{{-15m}}}
. For more information on dashboard variables, see ダッシュボードの変数をカスタマイズする.
For example, you can configure a link to go from a chart to a RUM instance during a specific time window for the same metric.

グループ化 🔗
このオプションを使うと、データのグループ化を2レベルまで選択できます。以下のイラストでは、結果は aws_availability_zone
内の plugin_instance
によってグループ化されています。

場合によっては、「n/a」というタイトルのグループが表示されることがあります。このグループは、指定した「グループ化」のディメンションの値を持たないメトリック時系列(MTS)で構成されるものです。
Y軸にゼロを含める 🔗
このオプションを選択すると、データ値に合わせて動的にスケーリングされるY軸にゼロの値が含まれるようになります。
チャートに値をプロットする場合、Splunk Observability Cloudは、デフォルトでY軸を動的にスケーリングし、Y軸の最小値と最大値がシグナルの最小値と最大値に近くなるようにします。たとえば、値が 2から 5の間の範囲にある場合、Y軸の最小値は約 2になります。同様に、値が -5から -2の範囲にある場合、Y軸の最高値は約 -2になります。
しかし場合によっては、表示される最小値や最大値をゼロにしたいこともあるでしょう。ゼロを含めることで、時間の経過に伴う変化や変動の絶対的な大きさだけでなく、値のスケールに対する感覚が提供されます。
以下のイラストでは、右側のチャートでこのオプションが有効になっています。

軸に最小値または最大値を指定した場合に( 「軸」タブを使用する を参照)、このオプションが有効になっていてもY軸にゼロが表示されないことがあります。例えば、最小値を 50、最大値を -20に設定した場合、Y軸にゼロは表示されません。軸の最小値または最大値が競合すると、このオプションが無効になります。
最大遅延 🔗
デフォルトでは、最大遅延 フィールドは Auto
に設定されており、受信するデータの遅延ができるだけ少なくなるようになっています。
If you know that some of your data is delayed and you want to wait for that data to arrive before your charts are updated, select the dropdown menu and select a new value from the list. For more information, see 遅延したデータポイント.
指定した値は、最大遅延のオーバーライドがない限り、チャートを開いたりダッシュボードで表示したりするたびに適用されます。詳しくは 最大遅延値 を参照してください。
最大精度 🔗
このオプションは、単一値チャートまたはリストチャートに表示する値の桁数を指定します。精度が「自動」(デフォルト)の場合、表示される桁数は利用可能なスペースに依存します。以下に示す例は、この値として2、3、4を使用した場合の結果を比較したものですが、他の値も使用できます。値によっては、実際に表示される桁数が、指定した最大桁数よりも多くなる場合があります。例えば、整数はすべての桁を表示します。
値 |
最大精度 |
表示 |
---|---|---|
1235.76 |
2 |
1236 |
3 |
1236 |
|
4 |
1236 |
|
23.576 |
2 |
24 |
3 |
23.6 |
|
4 |
23.58 |
|
0.23532 |
2 |
0.24 |
3 |
0.235 |
|
4 |
0.2353 |
最小解像度 🔗
このオプションは、Splunk Observability Cloudが値をロールアップしてチャートにデータポイントを表示するための最小間隔を指定します。たとえば、1時間あたりのサポートコールの受信数を追跡する場合、その解像度でデータが利用可能であっても、15 分ごとのコール受信数を表すデータポイントを表示するチャートを見る必要がない場合があります。このオプションを1hに設定すると、データポイントが1h以上の期間の値を表すようになります。
ロールアップの詳細については、ロールアップ を参照してください。
「アクティブなメトリクスなし」のメッセージ表示 🔗
This option lets you add an optional message on graph charts, heatmap charts, list charts, and single value charts to indicate when metrics used in a chart either don’t exist or are inactive.
以下の場合に、Splunk Observability Cloudはメトリクスが非アクティブとみなします:
メトリクスが24時間データを受信していない場合
メトリクスに
ephemeral
のタグが付いており、1時間データを受信していない場合
注釈
非アクティブなメトリクスを持つチャートは、データを受け取らないアクティブなメトリクスを持つチャートとは異なります。例えば、どのデータにも一致しないフィルターをチャートに使用している場合、アクティブなメトリクスを使用しているにもかかわらずチャートがデータを受信しないことがあります。アクティブなメトリクスを持つチャートでは、チャートがデータを受信していなくても、「アクティブなメトリクスなし」というメッセージは表示されません。
この「アクティブなメトリクスなし」メッセージオプションでは、以下のフィールドを指定できます:
フィールド |
説明 |
最大長(文字数) |
---|---|---|
メッセージ |
アクティブなメトリクスが利用できない場合にチャートに表示されるメッセージ |
140 |
リンク |
このフィールドには2つのサブフィールドがあります:
- Display text: The display text for the URL
- URL: A link to the resource that provides additional information
|
- Display text: 50
- URL: No limit
|
メッセージが表示されない場合 🔗
次のような場合は、非アクティブなメトリクスを持つチャートに「アクティブなメトリクスなし」というメッセージが表示されないことがあります:
チャートで
graphite()
関数を使用している場合。Splunk Observability Cloudは、メトリクスファインダーを使用して非アクティブなメトリクスを判断しますが、メトリクスファインダーはこれらの2つの関数で使用されるメトリクスに対しては機能しません。これらの関数の詳細については、graphite() を参照してください。SignalFlow APIが解析できないカスタムのSignalFlowをチャートで使用している場合。これは、そのカスタムSignalFlowが有効であっても発生する可能性があります。SignalFlow APIがカスタムSignalFlowを解析できない場合、プロットエディター ` タブで :guilabel:`View Builder をクリックすると、このエラーメッセージが表示されます。
指定した基準で並べ替え 🔗
このオプションは、ヒートマップ上の四角形をどのように並べ替えるかを指定します。例えば、ヒートマップ内の予測可能な場所で最大値または最小値を表示したい場合は、Value を選択します。メトリクスに関連付けられた任意のディメンションまたはプロパティで並べ替えることができます。矢印をクリックして、昇順と降順を切り替えます。
リストチャートでも並べ替えオプションを利用できますが、機能が 「Order by(指定した基準で並べ替え)」ではなく「Sort(ソート)」という名前になっていることに注意してください。詳しくは ソート を参照してください。
更新の間隔 🔗
グラフチャートはリアルタイムで更新されますが、他のいくつかのチャートタイプ(単一値チャートやリストチャートなど)は定期的にしか更新されません。これらのチャートでは、「更新の間隔」オプションを指定して、表示の更新頻度を設定することができます。
注釈
更新の間隔は、ネイティブ解像度より低くすることはできません。
「更新の間隔」オプションは、AWS CloudWatchデータで時々見られるように、受信データで観察される遅延と組み合わさると望ましくない影響を生む場合があります。例えば、リストが上位25のELBロードバランサーのレイテンシを示す受信時系列のサブセットの現在値を表示しており、その時系列が5mの解像度で報告されているが、更新の間隔が5sまたは1mに設定されているという場合に、特定の更新時において、一部の時系列が報告されず、結果としてリストの表示が疎になる可能性があります。
第2視覚エフェクト 🔗
単一値チャートまたはリストチャートでは、このオプションを使用して値またはリストの表示方法を指定することができます。
スパークライン 🔗
スパークラインは、時間の経過とともに値がどのように変化するかを視覚的に表現します。この視覚エフェクトを使用する場合、ディメンション、メトリクス、または値によって色を付けることができます。詳細は、ディメンション別に色分け、メトリクス別に色分け、または 値別に色分け を参照してください。
単一値チャートでは、スパークラインは値の下に表示されます。リストチャートでは、スパークラインは値の左に表示されます。
ラジアル 🔗
「ラジアル」の secondary visualization は、スピードメーターのような形式で値を表示します。このオプションを選択すると、少なくとも1つの値を入力するまで表示はダークグレーになります( 値別に色分け を参照)。ラジアル視覚エフェクトは、常に値によって色付けされます。
単一値チャートでは、グラフィック描写は値の上に表示されます。リストチャートでは、グラフィック描写は値の左に表示されます。どちらのチャートタイプでも、数値は閾値の範囲に対応する色で表示されます。
リニア 🔗
「リニア」の secondary visualization は、値を横棒で表示します。このオプションを選択すると、少なくとも1つの値を入力するまで表示はダークグレーになります( 値別に色分け を参照)。リニア視覚エフェクトは、常に値によって色付けされます。
単一値チャートでは、グラフィック描写は値の下に表示されます。リストチャートでは、グラフィック描写は値の左に表示されます。どちらのチャートタイプでも、数値は閾値の範囲に対応する色で表示されます。
なし 🔗
単一値チャートでは、 secondary visualization を「なし」に指定すると、スパークラインその他のグラフィック描写はなく、大きな数字として値だけを表示します。リストチャートでは、リスト上の値が表示され、数値の左側にグラフィックは表示されません。この視覚エフェクトを使用する場合、ディメンション、メトリクス、または値によって色を付けることができます。詳細については、ディメンション別に色分け、メトリクス別に色分け、または 値別に色分け を参照してください。
データマーカーを表示 🔗
このオプションを使用すると、小さなドットをチャートに表示してデータポイントが存在する時間を示すかどうかを指定できます。
イベントを線で表示 🔗
このオプションを使用すると、チャート上のイベントマーカーが表示されている時間に縦線を表示するかどうかを指定することができます。詳細は 発生したイベントを表示する を参照してください。
チャート上に凡例を表示 🔗
このオプションを使用すると、チャートの下の凡例に表示するディメンションを指定できます。凡例には、チャートの各プロットに関連付けられた指定ディメンションの値が、プロットと同じ色で表示されます。
チャートで左右のY軸を使用している場合、指定したプロットで使用されている軸に従って、チャートの左側または右側に情報が表示されます。詳しくは、左右のY軸 を参照してください。
タイムスタンプを表示 🔗
このオプションを使用すると、チャートの下部にタイムスタンプを表示するかどうかを指定できます。
ソート 🔗
このオプションを使用すると、リストチャート上でのエントリの表示順を指定できます。
ヒートマップチャートでも並べ替えオプションを利用できますが、機能が「Sort(ソート)」ではなく「Order by(指定した基準で並べ替え)という名前になっていることに注意してください。詳しくは 指定した基準で並べ替え を参照してください。
チャートの積み上げ 🔗
このオプションを使用すると、面や棒を隣同士に並べるのではなく、垂直に積み重ねることができます。すべてのプロットで同じY軸を使用する必要があります。詳しくは、左右のY軸 を参照してください。
プロットの順序を変更して、積み上げ内での値の表示方法を制御することができます。詳しくは、チャート内のプロットの順序を設定する を参照してください。
タイトル 🔗
タイトルは「チャートビルダー」の左上に表示され、ダッシュボードでチャートを表示する際にも表示されます。グローバル検索を使用する際には、chart:
プレフィックスを使用してチャートのタイトルを検索できます。
チャートには短い説明的なタイトルをつけると実用的です。「チャートビルダー」でチャートを開いた際に表示される追加情報を提供するには、説明 を参照してください。
IEC単位を使用 🔗
このオプションを使用すると、Y軸の値を10進数単位(1k = 1000)またはIEC単位(1k = 1024)のどちらで表示するかを指定できます。
視覚エフェクトのタイプ 🔗
Splunk Observability Cloudのチャートタイプ を参照してください。
チャートオプションの互換性マトリックス 🔗
次のテーブルは、どのチャートタイプでどのチャートオプションが利用できるかを示しています。
チャートオプション |
折れ線グラフで使用可能 |
面グラフで使用可能 |
カラムチャートで使用可能 |
ヒストグラムチャートで使用可能 |
リストチャートで使用可能 |
単一値チャートで使用可能 |
ヒートマップチャートで使用可能 |
イベントフィードチャートで使用可能 |
テキストチャートで使用可能 |
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