Splunk On-CallのKapacitorインテグレーション 🔗
Kapacitorは、アラートの作成、ETLジョブの実行、異常の検出を容易にするオープンソースのデータ処理フレームワークです。次のガイドでは、このインテグレーションについて説明します。
要件 🔗
このインテグレーションは以下のバージョンのSplunk On-Callと互換性があります:
Starter
Growth
エンタープライズ
Splunk On-Callの設定 🔗
Splunk On-Call Webポータルから、Integrations を選択します。表示されるインテグレーションオプションのリストから、Kapacitor を選択し、次に Enable Integration を選択します。
Service API Key をクリップボードにコピーします。必ず $routing_key
を有効なルーティングキーに置き換えてください。Splunk On-Callでルーティングキーを作成する を参照してください。
Kapacitorの設定 🔗
Kapacitor設定ファイル(例えばkapacitor.conf)で、[victorops]
セクションを探し、次のように設定します:
enabled
からtrue
api-key
をSplunk On-Callで取得したAPIキーに設定しますrouting-key
を使いたいルーティングキーに設定します。
例:
[victorops]
enabled = true
api-key = "558e7ebc-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX"
routing-key = "Sample_route"
これで、TICKスクリプトで .victorOps()
と .routingKey()
を連鎖させることができます。
以下のスニペットは、Kapacitor設定ファイルでルーティングキーを routing-key
に設定し、Splunk On-Callにアラートを送信するユーザーを示しています:
stream
|alert()
.victorOps()
以下のスニペットは、routing_keyを Another_route
に設定し、Splunk On-Callにアラートを送信するユーザーを示しています:
stream
|alert()
.victorOps()
.routingKey('Another_route')
TICKscriptに明示的に記述せずにすべてのアラートをSplunk On-Callに送信したい場合は、Kapacitor設定ファイルの [victorops]
セクションで global
を true
に設定します。例:
[victorops]
enabled = true
api-key = "558e7ebc-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX"
routing-key = "Sample_route"
global = true
Kapacitorからのアラートは、生成されるとSplunk On-Callに表示されます。